『不如帰』天下統一への道-その壱
さて、誰も期待していないでしょうが、『不如帰』天下統一への道を始めます。これはファミコンソフト「不如帰」40大名全てをクリアして行く、壮大な一人企画なのです!(笑)
そんな訳で第1回の大名は、奥州の覇者伊達政宗!…のパパ、伊達輝宗公です。 ※この後ダラダラと話が続きますが、歴史の小咄などもあるので、興味のある方はどうぞ。 さて、舞台となる陸前は初期こそ22万石と貧弱ですが、最高72万石となかなか豊かな国になります。まぁ、東北はお米の生産地なので、陸奥以外は恵まれた土地なんですが。 まずは奥州(東北)の統一を目指します。ちなみに史実で正宗は、18歳での家督継承から6年で奥州を統一しました。流石に乱世の梟雄(きょうゆう・ふくろうの意)です。 奥州で優れた大名は最上義光(正宗の叔父)くらいで、後は蘆名氏の兵力が多いだけ。開始時から5年後の1560年に奥州を統一出来ました…フッフッフ。 とは言え、コレは私が優秀な訳ではなく、伊達の家臣団が優秀なお陰です。東北では冬の戦が起こせないので、初期の金欠時にむしろ攻め込まれる心配が無いのも良い所。 ------------------------------------- さて、天下統一への道第1回なので、伊達の家臣団を例に武将能力の解説をば。 不如帰の最強数値は「7」なので7段階評価だと思っていたら、実は最弱に「0」があるので8段階評価でした。大名輝宗の数値は、作戦0・戦闘3・政治7・魅力0に振り分けました。通常のデータでは、作戦3・戦闘3・政治4・魅力4のオールマイティーな感じ。 伊達家臣団の数値は…(以後、作戦→作、戦闘→戦、政治→政、魅力→魅、の表記) ・伊達政宗=作4、戦4、政4。言わずと知れた『独眼竜』。漢詩・和歌などの教養も深い。 ・伊達茂実=作3、戦5、政2。伊達一族。精強伊達軍団の中核を為す勇将。 ・片倉景綱=作3、戦3、政5。正宗の懐刀。「伊達軍団に景綱あり」と謳われた。 家臣にはあまり必要が無いので、魅力はハショりました。他に、忠誠(忠義)・運もあり。 ここで意外なのが、「正宗の評価が低いのでは?」と言う事。光栄ゲームでよくある最高数値100に合わせると、不如帰での「4」は62.5と言う数値になります。あれ?凡将だ。 これには少し面白い話があって、初めは武将の評価は1~6だったそうです。ところがプログラムの関係で6段階評価は出来なかったので、8段階評価になったと言う事です。 そして、通知表のように1~5での武将の評価+別格の評価6だったのが、更に神格化された7評価が生まれたと。これは各分野に最高7が3人しかいない事でも納得出来るかと。 光栄ゲーム的に言うと、評価5=100、6=120、7=140、なんだと思います。 とは言え、やはり正宗オール4評価は低いと思うので、個人的には作5、戦3(4?)、政5くらいかなと。故司馬遼太郎氏も、「伊達政宗の才質は外交家」と仰っておりますし。 伊達茂実、片倉景綱共に「5」がある事からも、伊達家臣団の優秀さが窺えますね。 ------------------------------------- さて、ゲームは茂実の戦闘5を先陣に、オールマイティ正宗を中堅、政治7の総大将輝宗の兵糧攻めにて国を落として行きます。政治5の景綱は、守将として国の防衛です。 奥州を統一した辺りで資金に余裕が出来たので、作6、戦6、政5の真田昌幸を他国から招きます(要は引き抜き)。こうなると、ゲームの進行は見違えるように速くなります。 北条氏の小田原城を残し、関東~北陸を制覇した辺りで、立て続けに茂実&景綱が名誉の戦死(少ない兵士にて、城をガンガン力攻めの意)。家臣団の陣容は正宗を筆頭に、昌幸+鍋島直茂(作4、戦4、政6)、黒田如水(作7、戦2、政5)になりました。 中央(山城)に進出した時には島津が西日本をほば制覇しており、ここで「天下分けめの合戦」にて勝利。家督を継ぐ武将もいなかったので、楽々四国~九州を手に入れました。 中国を制圧する途中にて、毛利隆元(作5、戦3、政5)を配下に加え、1596年全国統一。2年後朝廷より征夷大将軍を賜り、以後290年の長きに渡り日本を制しましたとさ。 久々のプレイでしたが、1600年までにクリア出来たのでまぁまぁの進行だったかと。 ------------------------------------- ○まとめ ・1596年統一→2年後幕府開く→290年幕府続く(西暦1888年まで) ・最終的な家臣団 伊達政宗(作4、戦4、政4)、真田昌幸(作6、戦6、政5) 鍋島直茂(作4、戦4、政6)、黒田如水(作7、戦2、政5)、毛利隆元(作5、戦3、政5) ○蛇足 ・馬上少年過ぐ 世平らかにして白髪多し 残躯天の赦す所 楽しまざるをこれ如何せん ・咲きしより今日散る花の名残まで 千々に心のくだけぬるかな
by nekonekokoara
| 2010-04-16 15:00
| 歴史小説
|
Comments(2)
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ビンテージ
at 2010-04-21 19:24
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ご無沙汰しておりましたー。漸く復活しましたビンテージですw おおっ、何やら面白い企画がっ。昔「独眼流政宗」が大好きだったビンテージは輝宗も好きな武将の一人ですね。武将のデーターは本当ゲームによってまちまちですよね。「斬!」ってゲームだと確か茂実の戦闘値がMAXあったような…w
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nekonekokoara at 2010-04-22 17:23
●ビンテージさん
ご無沙汰です!復活して下さり、大変嬉しいです。そちらにもまたオジャマしますね。 >おおっ、何やら面白い企画がっ 不如帰のソフトを見た瞬間、中学生のあの頃にタイムスリップしました。 当時は戦国時代しか興味が無かったので、一番歴史にハマっていた頃かも。 >昔「独眼竜政宗」が大好きだったビンテージは輝宗も好きな武将の一人ですね 実は、輝宗あっての政宗ですよね。最期は悲劇的でしたが、賢父だったと思います。 リボルテックではBASARAが展開されていますが、「無双」を期待している遊慈です。 BASARAだと、一番好きな武将の上杉謙信が女性なんですよね…。 >「斬!」ってゲームだと確か茂実の戦闘値がMAXあったような…w 不如帰でも、実は戦闘値5は他ゲームの戦闘値100に匹敵するんですよね。 「斬!」は興味があったのですが、結局未だにプレイ出来てないですね~。
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