『不如帰』天下統一への道-その二十五
さて、久々の不如帰プレイ大名は、「謀略の人」最上義光です。
そんな義光の評価は(作4・戦3・政4)と、非常に良いバランスになっているかと。 しかし悲しいかな、不如帰ではコレらの数値は何の意味も成さないので、(作3・戦0・政7)に設定致しました。東北地方の大名は、全員政治力が3~4ですしね。 最上家には初めから家臣が二人いるのも強みでして、 ・氏家守棟(作3・戦2・政4)最上家宿老。知謀に長け、調略を得意とする。 ・楯岡満茂(作3・戦3・政2)最上軍の総大将として、湯沢城を奪取等の功あり。 と、能力的にも使いやすい感じですね。特に守棟は籠城戦で重宝するかと。 個人的には、志村光安が居てほしかったですね。『出羽合戦』において、上杉軍直江兼継の猛攻を耐え抜いたことは、特筆に値するかと思いますし。 ------------------------------------- さて、ゲームプレイの方をば。まずは、弱い所を攻略とばかり、陸奥に攻撃を仕掛けます。とは言え冬の間は動きがとれませんので、1557年ようやく攻略を完了。 この間には、既に真田昌幸(作6・戦6・政5)を家臣に加えていたのですが、落ち着いて回りを見渡せば、『上杉・伊達・蘆名』の強豪&中堅大名ばかりに。 一番狙い目の蘆名家を見てみると、何と斉藤利三(作5・戦4・政3)を発見。蘆名家の弱体と当家の強化を図るため、引き抜きで利三を家臣団に加えました。 その後、明智光秀(作4・戦5・政6)をも家臣団に加えながら、ジリジリと蘆名家の国力を削り、1560年に肥沃な南陸奥を何とか手に入れる事が出来ました。 この時点で既に家臣団はフルな状態ですので、じっくり腰を据え伊達家攻略へ。それでも流石に伊達家の壁は厚く、4年後の1564年に東北統一を完了しました。 ------------------------------------- その後は順調に下野の宇都宮家を降すと、上杉家の猛攻が始まりました。籠城戦で攻撃を凌ぎながら、経略で越後の国力を削っていきます。 上杉家と一進一退の攻防を繰り返しながら、1567年越後攻略を完了しました。 勢いに乗って、常陸→上総→能登と攻略していると、1574年「みつしげ しゅっぽん!」敢えて人員削減する気は無かったのに、家臣団枠を自ら空けてくれました(笑)。 翌年、家臣団を物色していると、和久宗是(作3・戦4・政4)がアッサリと味方に加わってくれました。私の中では、「使える家臣」合格ラインギリギリの武将です。 再び家臣団がフルになったところで、上野を攻略した北条家との戦いに。 ところが上野を制したのが北条家の運のツキだったのか、上野攻略と同時に氏康の首級を挙げる事に成功しました! 更に何故か北条家を継いだのが、柿崎景家(作2・戦6・政0)だったのですが、これまたアッサリと討ち取り、城塞値が高いまま武蔵も制する事が出来ました。 ------------------------------------- これで、上野&武蔵と言う武田家に対する防衛ラインが出来たので、加賀→越前と北陸方面から上洛を目指していきます。 面白いところでは、越前朝倉家を伊達政宗が継いでいたので、その攻略に少し手間取りました。義景が大名なままだと、素通り状態なんですけどね(笑)。 1577年には山城に最上家の旗を立て、更に和泉を攻略して鉄砲の購入を楽に。 近江の浅井長政も既に討ち死にしており、後を継いだ磯野君は政治力が低いので、いつも苦労する近江攻略は楽に進める事が出来ました。 この辺りで関東の攻略に反転しようと、和久宗是を越前・山城・近江の守備に残し、残りの総力を武田家との決戦に向けて移動を開始します。 武田家へ侵攻していると、中国地方で勢力を伸ばしていた宇喜多家が越前に攻めてきました!城塞値がまだ低かった事もあり、落城…宗是も逃亡しました(泣)。 ------------------------------------- 既に太政大臣になっているので、越前奪還は後にして、武田家の攻略を進める事に。 順調に甲斐→駿河→三河→尾張→伊勢と、今度は東海道から軍を進めていると、雑賀攻めの最中に「みつひで うちじに!」今回は、武将の欠落が多いですなぁ。 めげずに、その年にはすぐ島左近(作5・戦4・政4)を家臣団に加え、ジワジワと再び近畿方面の攻略に入ります。この辺りだと、もう強豪もおりませんしね。 しかし、どの大名を継いだのか今一つ解りませんが、なぜか家臣が一人も居ない生駒親正が、九州~四国~中国間で6ヶ国持ちになっておりました。 なので、コレを討ち取り一気に領土を伸ばすと、残りの大名も勧告で降伏させ、1586年に天下統一を完了する事が出来ました。 今回は家臣団の入れ替えが激しかったり、大名の跡を継ぐ武将がメジャーどころが多かったりで、かなり楽しむ事が出来ましたね。 ------------------------------------- ○まとめ ・1586年統一→2年後幕府開く→330年幕府続く(西暦1918年まで) ・最終的な家臣団 氏家守棟(作3・戦2・政4)、真田昌幸(作6・戦6・政5)、斉藤利三(作5・戦4・政3) 島 左近(作5・戦4・政4) …あ、珍しく如水を家臣に加えてないですね。 ○蛇足 ・「梅咲きて 匂い外なる 四方もなし」 ・「義光公は智仁勇の三徳を兼ね、その誉れ世に高し。近隣従ひつかずといふことなし」 ・「大将と士卒は扇のようなものであり、要は大将、骨は物頭、総勢は紙だ。どれが欠けていても用は為さないのだから、士卒とは我が子のようなものだ」 ・義光は力が強く武勇にも優れていた。父と共に盗賊数十人に襲われた時も、義光は先頭に立って防戦した。和歌にも秀でており、その文才は高く評価されている。 ・最上義光は、「奸雄」のイメージが強いですが、これは最上家が改易された為、敵対していた伊達家側の史料を引用する事が多くなってしまうのがその一因かと。 ・調略で敵陣営が内応工作に応じる者が多かったのは、その度量の広さが相手にも伝わっていたからだと思います。
by nekonekokoara
| 2011-04-22 22:00
| 歴史小説
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Comments(2)
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安芸武田氏
at 2011-05-01 01:31
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お久しぶりです。地震の影響で日常生活でいろいろ不具合があると思います。僕ら西日本の国民もできることを見つけ復興に支援していきたいと思います。
さて今回は最上家ですか。今回はまれな武将が大きな大名を継いだりして面白いいべんとがあったんですね。家臣も出奔したり討ち死にしたり。強くなってくるとなかなか武将の入れ替えに苦労しますよね。特に後期に出てくる武将を(かねつぐ、むさし等)使ったことないです。。。
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nekonekokoara at 2011-05-02 21:25
ご無沙汰しております。
関東地方では大きな余震も少なくなっており、計画停電も実施されていないので、 日常生活の中で、どこか震災の事実が既に風化している感もあります…。 「継続は力なり!」この気持ちを忘れずに、一歩一歩進んでいきたいと思います。 今回の最上家のプレイ(と言っても実際は2ヶ月以上前のプレイですが)は、 普段あまり無い事が多く起きたので、新鮮な気持ちでプレイする事が出来ました。 生駒親正は全然気にしていなかったので、その勢力の大きさにかなりビビりましたし(笑)。 >強くなってくるとなかなか武将の入れ替えに苦労しますよね 家臣団が安定してくると、どうしても入れ替えは億劫になりますよね~。 何とか家臣を減らしても、引き抜きが出来るかは別問題ですし。 >特に後期に出てくる武将を(かねつぐ、むさし等)使ったことないです その内、1580年まで攻略をせずに、後期武将のみで攻略!何て事もしたいのですが…(悩)。
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