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遊慈のEasy Life

『不如帰』天下統一への道-その二十六

 さて、本日の不如帰プレイ大名は、肥後の阿蘇惟将です。ちなみに阿蘇山があるのがここで、最高峰の高岳は「ひごくに(1592m)」の語呂合わせで標高を覚えられます。
『不如帰』天下統一への道-その二十六_c0093829_19311166.jpg
 更に、『空の大怪獣ラドン』の生誕地は阿蘇山だったりします。(←歴史関係ないだろ)



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 大名の阿蘇惟将は、特にコレと言った逸話が思いつかなかったり…。有名なのは、不如帰でも在野武将として出ている、家臣の甲斐親直(宗運)ですかね。

 そんな惟将の評価は(作3・戦2・政2)と、非常に平々凡々です。いや、むしろバランス型として、及第点の大名なのかもしれません。

 こんな時には評価10はありがたく、(作5・戦0・政5)としました。肥後の回りは強敵だらけなので、しばらくは籠城戦で耐え抜く構えです。

 ちなみに、前述した甲斐親直の能力は(作2・戦3・政4)とこれまた微妙な感じ。

 大友家&龍造寺家&島津家の圧力を長年耐え抜いたのは、親直の業績が欠かせなかったと思うのですが…。個人的な評価は、(作4~5・戦4~5・政4)かな?

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 さて、ゲームプレイの方ですが、とにかく初年は耐えるしかありません…と思っていたら、初年に全ての隣国に攻められました。う~ん、容赦ないな。

 とは言え、阿蘇氏居城の岩尾城は城塞値が28と高く、惟将の能力も籠城戦を前提としていたので、難なくこの危機を乗り切る事が出来ました。

 翌年から本格的に攻略に入り、前年お家取り潰しの憂き目に遭った徳川家康(作6・戦5・政6)を1556年に、翌1557年には真田昌幸(作6・戦6・政5)を家臣にしました。

 その間にも、九州の三強では一番与しやすい龍造寺家(大名の政治力が低い&比較的国力が低め)と一進一退を繰り返し、1559年に肥前84万石を手中に致しました。

 ちなみに、この肥後の阿蘇は、山城の松永&北信濃の村上と並んで、個人的には不如帰中で初年度に滅ぼされる大名の筆頭格だと思っております。

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 しかし、肥前&肥後を手に入れると、ようやく豊後一国と肩を並べられます(笑)。

 次の狙い目は、大名&家臣が全て優秀な島津家ではなく、当然大名の能力値が低い大友家となります。前述通り、石高も高いですしね。

 そこで大友家を調べてみると、何と立花道雪(作6・戦4・政5)の他に、島左近(作5・戦4・政4)が仕えておりました。

 「コレはいかん」と左近に誘いを掛けると、アッサリ家臣団に加わってくれました!

 これで兵力も五分になり、途中島津家にちょっかいを出されながらも何とか大友家を降し、1564年薩摩を除く九州地方を手中にする事に成功しました。

 豊後の大友家は九州の玄関口に当たるので、コレで中国&四国への足掛かりも万全となりました…え?九州地方の統一ですか。それは後回しです(笑)。

 前述した通り島津は家臣団含めとても強力ですし、大名の政治力も高いので序盤での攻略は得策ではありません。

 とりあえず豊後に武将を一人置いておけば肥後まではカバー出来ますし、何より龍造寺家のあった肥前は、安全地帯として安定した収入が期待できますしね。

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 てな訳で、1565年には中国地方を長門→安芸と抜いていきました。

 この間には明智光秀(作4・戦5・政6)を家臣にしたので、九州の防衛ラインには、作戦能力が高めの島左近に残ってもらう事に。

 更に中国地方を出雲→備前→播磨→但馬と3年の間に抜けていき、今度は播磨&但馬の防衛ラインに、惟将自ら当たってもらう事にしました。

 今度は四国地方に矛先を変えて、家康&昌幸&光秀の戦闘力高めな3人の編成で四国を平定致しました。四国は強敵が居ないので、少ない編成でも無問題ですな。

 1572年には和泉を降し、鉄砲を最安値で手に入れる事を可能に。ここで鉄砲を20丁と出来るだけ多くの兵力を加え、翌年島津家との決戦に!

 実はコツコツと経略をしていた事もあり、1573年一気に薩摩を落とす事が出来ました。

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 これで後顧の憂いも無くなったので、後はジワジワと勢力を拡大していきます。

 1574年に山城を落とすと、翌1575年には鍋島直茂(作4・戦4・政6)を阿蘇家に迎え、家臣団をフルな状態に。その後も順調に進み、1576年近畿地方を完全制圧。

 更に越前や美濃などを攻略し、1579年に残っていた国に勧告をすると、4ヶ国を抑えていた上杉家&北条家を筆頭に、次々と大名が降伏。

 結局、甲斐の武田家を残し全ての大名が降伏したので、1580年初めの戦で武田家を滅ぼし、この年に天下統一を完了する事が出来ました。

 今回の家臣団は全員が戦闘力4以上の武闘派集団になり、いつもより安心して野戦に挑む事が出来たのは嬉しかったですね。

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○まとめ
・1580年統一→2年後幕府開く→352年幕府続く(西暦1934年まで)
・最終的な家臣団
 徳川家康(作6・戦5・政6)、真田昌幸(作6・戦6・政5)、島左近(作5・戦4・政4)
 明智光秀(作4・戦5・政6)、鍋島直茂(作4・戦4・政6)

○蛇足
・阿蘇氏は元々、阿蘇大社の大宮司の家系でした。戦国大名としての阿蘇家は惟光で幕を閉じますが、その家系は大宮司として今でも続いているようです。
・惟将自身の逸話は、本当に見当たらないです。甲斐親直(宗運)を重用した事などから、なかなかに優れた人物であったのではないかと。

○蛇足の蛇足(甲斐親直について)
・出家後に名乗る宗運(そううん)の号で名高い。阿蘇家筆頭家老。戦にかけては生涯不敗であったと言われ、軍事外交両面において生涯阿蘇家を支えた忠臣。
・宗雲の死は1583~1585年頃で、その時には戦国の終わりを察知していたと思われる。
・遺言として、「矢部(阿蘇氏の本拠地)に篭もって守勢に徹し、天下を統一する者が現れるまで持ち堪えるように」と残していた。
・宗運の死は、孫娘による毒殺だと言う説もある。
by nekonekokoara | 2011-05-02 21:20 | 歴史小説 | Comments(6)
Commented by 安芸武田氏 at 2011-05-16 00:05 x
こんにちは。奇遇にもGWに阿蘇に行ってまいりました。日本でないような風景の高原地域でいったいどんな戦が中世にあったのかふと考えてもみました。雰囲気は映画 ラストサムライ に出てくる感じが近いのではないかと(たしかロケがニュージーランドだったかな?)思いました。


今回は豊後の国を取るあたりが山場だったんじゃないでしょうか。一国で100万石あったような。僕はゲームをやる上で地方戦までがなんだか楽しくて、ある程度強くなっちゃうと萎えてきちゃいます。隣国とのやるかやられるかのあたりが楽しいですね。お金も計略したら金が一ケタ!なんていうギリギリ感がなんかいいです。なんでものし上がるまでが楽しいのでしょうか。
Commented by nekonekokoara at 2011-05-18 19:17
おぉ、阿蘇の方に行ってまいりましたか。羨ましいです。
私は嫁さんの実家が大分なので、機会があれば行きたいと思っているのですが。

「ラストサムライ」は私も好きな作品で、映画館で2回+レンタルでも観ました。
撮影は確かにニュージーランドで、よく見ると実は日本に無い植物があったりするんですよね。

それと、エキストラは全員日本人だったと言うのを聞いて驚いた事がありました。
「天と地と」はカナダで撮影が行われ、妙に細長い体型の兵士が目立ちましたから…。

>地方戦までがなんだか楽しくて、ある程度強くなっちゃうと萎えてきちゃいます
コレは、どのシミュレーションゲームでもありますね。
ただ「不如帰」は、その辺りのバランスが一番優れたシステムだと思っております。
「士気ゲージ」には時折泣かされますが(笑)、野戦は最後まで気を抜けないですし。

DS辺りで完全移植の「不如帰」が発売されたら、迷わず買いなんですけどねぇ。
Commented at 2011-05-23 07:31 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by nekonekokoara at 2011-05-23 19:00
●非公開コメントさん
陶晴賢は史実通り忠義が低いので、寝返りは有効な手段ですよね。
後は、もう少し能力値が高くても良かったと思うんですけど。
直茂は政治以外の能力値も高いので、家臣にしやすい&最後まで使える武将の筆頭格ですね。

>勧告になびいてくれるような良い手法はあるのでしょうか?
特に「コレ」と言った手法は思い付かないのですが(役に立たなくてスミマセン)、
1ヶ国しか持たない大名は滅ぼして、数ヶ国持ち大名を勧告するのが有効手段かと。

降伏させた大名を「左大臣」にしてもアッサリ裏切ることが多いので、
私が勧告を使うタイミングは、総攻撃の前年にする事が多いです。
例としては、数ヶ国持ちの大名が5人くらいになったところで勧告。
降伏しなかったり、謀反を起こした大名を、翌年の政略までに滅ぼす、と言った感じです。

とは言え、信長や家康などの大名は、経略で石高を減らし早めに勧告する事が多いですね。
能力値の高い大名は、取り潰し後の召し抱えが楽しみですし。

ヘッドハンティングで、魅力が下がる事は無かったと思います。
変化するのは、寝返らせた国の敵対心増加ですかね。
Commented at 2011-05-24 22:50 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by nekonekokoara at 2011-05-25 21:30
●非公開コメントさん
いえいえ~。こちらこそありがとうございます。

官位システムは面白い着眼点ですが、使い方はちょっと分かりにくいですよね。
現実としては、降伏した大名が簡単に謀反を起こす事などありえないと思うのですが…。

「不如帰」が20年以上前に出来たと言うのは、本当に「キセキの一本」だったかと。
その後、「不如帰」を元に作られたソフトは散々だったようですし。
…と言いますか、あのソフトは、「不如帰」の後継と考えてはいけないでしょうね。

私は、「政治6以上は一人居ればイイかな?」と言う感じです。
光秀&直茂は戦も強いですが、秀吉&隆景は忠義も高いのでなかなか家臣に出来ないです。
大名では、城塞値の高い北条家を取り潰す事が多いですね。氏康は防衛戦で敵無しかと。

1569年統一は、かなり早いですね!私は、1570年を切った事は無いです。
勧告が上手く働けば、統一年数は大分変わってくると思うのですが。

第二世代の武将でも、魅力あるコがいますよね~。兼続&三成&吉継を揃えてみたいです。
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